「後鼻漏」、聞きなれない言葉ですが、もしかしたら私がこれまで悩んでいたのは
粘った鼻水がのどに降りる不快感、鼻づまり、頭痛、夜中に痰かからみで眠れないなど
症状はいろいろです。
かつて副鼻腔炎になり、治療していったん良くなったが、その後「後鼻漏」がみられ、
長年気にはなっていたがあきらめていた、という方もいらっしゃいます。
大火事のような急性の炎症ではないが、いまだ火がくすぶっているという
状態かと思われます。そこで清熱、解毒、排膿の作用をもつ薬草がお役に立ちます。
長引く炎症は鼻粘膜にも影響を与えるので、粘膜を丈夫にする漢方薬や、
風邪をひかないこと、疲れをためないことが悪化を防ぐことになるので
滋養強壮剤などを合わせてご紹介します。
後鼻漏を放置すると、声がれや気管支炎などを併発することがあります。
何より不快な「後鼻漏」、しっかりとお手当てすることをおすすめします。