春の養生

桜の開花が待たれる時期ですね 街路樹の桜の蕾も大きくなってきました。

春は万物が目覚め、草木は芽吹き、活動を始める季節です。

植物の新芽が出て、枝がのびやかに成長する姿は、中医学でいう「肝」の働き

(自律神経のバランスを調節して、体内の気のめぐりをよくさせる)に通じると考えます。

そのため春の養生は、「肝」の機能を正常化することになります。

春先の不調、例えばゆううつ感、不安、イライラ、怒りっぽいなどの精神面の症状や下痢、胃痛、不眠なども

「肝」の機能のアンバランスによっておきることが多いようです。

自律神経の働きに不安を感じる方は下記の食材を上手に取り入れて春を元気にお過ごしください。

○春菊、三つ葉、セリなど香りのある物   ○ほうれん草、クコの実、レバーなどの補血の物

○オレンジ、ポンカンなどの柑橘類     ○ハマグリ、アサリ、シジミなどの貝類